ある日突然子供から…
「学校に行きたくない!」
と言われてどう対応したら良いか迷われたことはありませんか。
私には小学生の子供がいるのですが、今まで何度も学校に行きたくない。と子供が伝えてくれたことがあります。
最初聞いた時はビックリして動揺しましたが、その時に起こした行動や判断、後悔したことなどお話ししたいと思います。
とりあえず休ませた
ある日朝泣きながら「学校に行きたくない。」と子供が伝えてくれました。
突然の事で驚きましたが、泣き止む様子もなく辛そうでしたのでその日は学校を休みました。
私はその日仕事を休み、一緒に遊んだり普段の休日の様な過ごし方をしました。
こんな事は始めてだったので私はすごく動揺しました。
そして何が原因なのかをその日中ずっと考えていました。
しかし。
答えがわかるはずもなく、とても苦しかった記憶があります。
そこから行ったり休んだりを繰り返した
学校に行く日もあれば朝泣き出して休む日もあり、3週間ほどその状態が続きました。
休む回数が増えたため、学校から「このままではずっと学校に来なくなる可能性があるので一度話し合いましょう。」と連絡が来ました。
後日、学校での様子を聞き、今の状況についても話し合いました。
「学校では元気に遊んでいるので朝泣いていてもなんとかして学校に来させてください。」と言われましたが、私には無理に子供を学校に行かせることはできず、辛そうな日は休ませていました。
突然行きたくない理由を教えてくれた
そんな生活を続けていたころ、ある日突然学校に行きたくない理由を教えてくれました。
嫌な事がたくさんあって疲れていたから、少し休みたかったんだぁ…。
そうだったんだね。教えてくれてありがとう!
この時、学校に行きたくないと思う原因を突き止めることではなく、子供の気持ちをそのまま受け止める事が大切なんだ。と気付きました。
また伝えてくれている時、どう表現していいかわからない様子でした。
大人でも自分の感じた事を言葉にすることが難しい時ありますもんね。
学校に行きたくない原因を見つけて解決することばかり考えていた私ですが、子供が必死に伝えようとしてくれている気持ちに寄り添うことができていなかったと反省しました。
そして子供に対してごめんね。とありがとう。の気持ちを伝えました。
その後は自分を責めるのではなく、大事なことに気付かせてくれた子供に感謝し、思いやりをもって前に進もうとしました。
また登校し始める
そんな生活も1か月が経ったころ、また学校に毎日行くようになりました。
どうして行く気持ちになったかは聞きませんでした。
今でも「学校に行きたくない。」と泣く時があります。
この経験から辛そうは日は休ませています。
大人でも仕事に行きたくない日があります。
「それは甘えだ!!」と周りから言われることが多かった私ですが、その言葉にも疑問を感じるようになりました。
自分の気持ちに寄り添うことを忘れずにいたいですね。
学校に行かなくなると親は不安になる
本当に本当に正直なところ悩みましたし,動揺しました。
「みんな学校に行けているのに…。」「私が原因かもしれない…。」と最初の頃は自分を責めた事もありました。
自分を責めている姿は子供からみてどのように感じるのだろう…と考えたり。
考えすぎて頭が爆発しそうでした。
結局自分のことばかり考えていたのかもしれません。
原因を突き止めて私自身が安心したかったのかもしれません。
誰かと比べる必要などなく、子供のペースで進んでいってほしいと思えるまで、本当に長い時間がかかりました。
最後に
今回の出来事で私の考え方が変わりました。
子供の気持ちに寄り添う大切さに気付き、色んな世界や考え方がある事も知りました。
これからも子育てをしながらたくさんの経験をすると思います。
失敗や新しい出来事からたくさん学び、子供と特別な時間を楽しみましょう☆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。